ハロウィンのコスチューム選び
私は小さい頃、仕事の都合でオハイオ州に5年間住んでいました。
アメリカといえばハロウィンの本場です。私も小さいながら前日から入念に
ハロウィン用の服を用意しウキウキしていたのを覚えています。
私自身は当時5歳ぐらいでしたが、選んだコスチュームは憧れのバットマンでした。
バットマンはアメリカで人気のあった漫画のヒーローでした。
バットマンはコウモリのようなスーツに身を包んでおり、翼を広げるとちょっとした脅しになります。
ハロウィンの日にこのバットマンの翼を広げ、相手を威嚇するのが楽しみで仕方ありませんでした。
ハロウィン当日の様子
州によってハロウィン当日の様相は違いますが、私の住んでいたオハイオ州では
ハロウィンの日になると、一戸建ての家の玄関当たりにパンプキン(かぼちゃ)を
繰り抜いて作られたランタンが飾られていました。
ハロウィンの日になると子どもたちは、このパンプキンの光を目指して家を回り歩くのです。
家に着いたらベルを鳴らし、家の人が出てきたらすかさず
「Trick or Treat!」と怖そうな声で呼びかけ、お菓子・キャンディを頂いていました。
ハロウィンで巡回しても良い家と悪い家の見分け方
家の玄関にパンプキンの飾りがない家もあり、そういった家は
ハロウィンに積極的に参加していないとみなして敬遠していました。
私の家族は近所のなるべく顔見知りの家だけを尋ねるようにしていました。
中にはお菓子だけでなく、パンプキンスープをごちそうしてくれる家や
記念写真を取りたがるような家もありました。
日本ではアメリカと違い、特別なパーティー会場でしかハロウィンは行なわれませんが、
もっと日本でもハロウィンの風習が広がり、
市民が参加できるようになればよいなと思います。
アメリカインディアナ州の高校留学中に開催されたハロウィーンパーティー
筆者は当時16歳で、性別は女性です。
アメリカのインディアナ州の全寮制の女子高での学校のハロウィーンパーティです
地下室に広いスペースがあって、普段は卓球をしたり出来るスペースとなっています。
ハロウィンパーティーのコンセプトは、
女子学生が一団となってどのようにハロウィーンパーティを運営するのか、
企画から衣装、メイクなど全て考えて行った歩くお化け屋敷のようなスタイルで、
歩いて来る人を仮装した女子がおどかして楽しむようなスタイルでした。
ハロウィンテーマは歩くお化け屋敷?!
食べ物と飲み物は特に用意をしていなかった。
地下室で、歩くお化け屋敷のような感じにしてそれぞれのグループと
テーマ別に分かれて衣装やメイクで人々をおどかすというスタイルで行いました。
私たちのグループは、机に穴をあけてそこから女子が顔を出してお皿の上に生首があるような仕掛けをして、
蓋をして通りかかった人をおどかすといった典型的なタイプのことをしました。
そのお皿の周りにスパゲッティーを並べたりして見た目を怖くしたのを覚えています。
ハロウィン仮装で気を付けたことは?
衣装は古いヨーロッパの人々をイメージしていて、
ゴシック調のドレスを用意しました。
安く一般的に売られている魔女とかをアレンジしたりしました。
ハロウィンパーティーは楽しめたか?
入学したての学校だったので、英語があまり出来なかった私でも、
色々な準備をしているうちに周りのメキシコ人や、アメリカ人、インド人らと仲良しになりました。
一丸となって作業をしたことによる効果だったと思います。
人をおどかすのも技術がいると知りました。
人の前に出て行くタイミング、ドレスを切ったり、メイクを工夫したり。
本場のアメリカハロウィンに参加した感想
ハロウィーンパーティは日本でいうお盆のような儀式という認識はありますが、
日本のように湿気のある陰鬱な怖さではなく海外では、カラッとしている
ユーモアのある怖さを演出して楽しむ姿があります。
日本は日本流のハロウィーンパーティがあっていいと思います。
人と交流が出来るので、日本もこういったパーティを増やす機会がもっとあっても良いと思います。

